≪IFA2014レポート≫ケルヒャーの新型ハンディ・スチームクリーナー、来年には日本上陸か!!


今年4月にケルヒャーのスチームクリーナー SC. 4.100Cを試用しました。フローリングに使うと足触りが格段に良くなるため、絶対にほしいと思う家電の1つですが、問題はそのサイズ。収納時、少々大きいのです。ところが、今回ケルヒャーのブースで、優れもの見つけちゃいました! 一言で言えば、ハンディ・スチームクリーナー。言葉だけ聞くと、「いろいろなメーカーから出てなかったっけ・・・」となると思います。しかし、写真を見てください。スティック型掃除機そのものと言っても過言ではないデザインです。つまり、置き場所を気にしなくてもいいスチームクリーナーの登場なのです。

大きい・重い・高性能という従来のケルヒャーのイメージを覆すスマートさ!

大きい・重い・高性能という従来のケルヒャーのイメージを覆すスマートさ!

■気になる実力は?
スチームクリーナーの実力をはかる指標の1つが、「スチーム吐出圧力」です。このハンディ・スチームクリーナーの吐出圧力は、3.0bar(バール)。ちなみに、本格的なSC.4100Cが、3.5barですから、そのサイズから考えると大健闘と言えます。実際、写真には撮れませんでしたが、掃除機のパイプを外して蒸気を出した瞬間は、何となく出ているイメージではなく、「しっかりスチームでお掃除!」と言い切れるレベルです。スチームクリーナーは皮脂を落とし、細菌やカビを殺すことが出来るので、夏でも爽やか!本当に気持ちイイ生活を送れるツールです。本製品は、今年はヨーロッパで発売するそうですが、説明員から『来年は日本でも』と聞いた時の嬉しかったこと! 本当に楽しみです。注意すべきは、手に触った感じだと、「少々熱いかな」と感じられることです。小さいボディで目一杯の加熱・加圧をかけますので、仕方がないところがあります。でもスチームクリーナーを使う人は、基本大人ですから!キャパシティーを話すのを忘れていました。0.25ℓ(250mℓ)の水を入れることができ、6分間の掃除が可能とのこと。とりあえずは、使えるなぁと感じられる条件をクリアしている所でしょうか? ヨーロッパでの価格は、499ユーロとのことですから、67,897円・・・。小型化はすこぶる嬉しいのですが、少し高い! 日本に入るまでに、欧州で売りに売って、日本での価格を下げてほしいものです!

■こんなの有り!?
イイ道具を長持ちさせるコツ。それは、できる限り毎日使ってやることです。ブースで見つけたのが、このアイロンシステム。掃除用のスチーマーがアイロンに取り付けてあるのですから、実にど迫力です!

物々しいスチームクリーナー+アイロンシステム。

物々しいスチームクリーナー+アイロンシステム。

聞いてみると、『スチーマーがあるなら、使わなければ損!』というのが発想で、ヨーロッパでは実際に売っているそうです。569ユーロ(77,422円)。お高いように感じられるかも知れませんが、スチーム掃除機とアイロンの合体したものですからね。そう考えると納得できるかもしれません。(多賀一晃)

2014年09月16日(火曜日)