<IFA>総合電機メーカーBOSCHの、何気ない体重計


■総合電機メーカーBOSCH

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総合電機メーカーBOSCHのブースはさすがに大きい。冷蔵庫、洗濯機、食器洗浄機、調理家電から、ヘアドライヤーまでひじょうに幅広く揃えています。そんななかで、何気なく体重計に目がいきます。

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いまやデザインされた体組成計(体重計)は珍しくありません。それよりも、これからの体組成計は、消費カロリー計や万歩計、血圧計や睡眠計などと連携して、「精確に自分を知る」ことが重要になってきています。そして、いずれも高度な計測とパソコン、スマホ、タブレットを介した健康管理が可能なのですが、いまだ連携や使い勝手の悪さが指摘されます。

そのうえで本機を見てみると、本機単体で体重変化の推移が表示されています。しかも。

過去30日の体重推移を記憶している

過去30日の体重推移を記憶している

過去1年間の体重も記憶している

過去1年間の体重も記憶している

何を隠そう、実は過去10年分の体重も記憶していた

何を隠そう、実は過去10年分の体重も記憶していた

10年分の体重推移の結果が必要かどうかは別にして、なぜ一生懸命やっている健康の情報管理は「PC」や「テレビ」でなければならないのでしょう。多くの人は単体で知りたいだけなのです。体組成計(体重計)は「スレーブ」でなく、健康管理の「ホスト」になってもいいのではないでしょうか。

現在、存在しているデジタル計測器は、「精確に測定することに一生懸命になっているだけのもの」と「精確さではなく、連携使用にデジタルリテラシーが必要なもの」の両極端で、いずれも使い勝手や連携において本気に取り組まれているとは思われません。(永井光晴)

関連サイト→BOSCH本国サイト(ホームアプライアンス製品)

2013年09月08日(日曜日)