苦言を呈するわけではありませんが、日本人は一度パターンをつくってしまうと、そこから別のステージに行くのは余り上手くありません。例えばガラストップ冷蔵庫。それなりに売れると、猫も杓子も「ガラストップ」。せっかくのあの広いスペースですからね、もっとおもしろいことはできないのでしょうか?一方で、ヨーロッパの大型白物家電は、住宅事情からビルトインを基本としていますので、壁と同じがベストであることは、分かるのですが・・・。
■ハイアールの個性的なデザイン
そんな中、扉デザインで、気を吐いているメーカーがありました。今や、ワールドワイドでは、白物家電No.1となったハイアールです。タイトルに個性的とは付けましたが、アーティストが己の業をぶつけたようなデザインとは異なり、言ってみれば「こんなのも良いよね」という感じでしょうか?
更に情報に特化した扉もあります。
ガラス扉で高級感だけでなく、いろいろなニーズをピックアップしてほしいものです。(多賀一晃)